サリーのほら穴

いちマカロッカーがひとりごとを綴るブログ

GRAPEVINEとマカロニえんぴつ③

②のつづき

ライブ直後の熱々ほやほやな感想はけっこうTwitterに書いた気がするので、今思い返して浮かんでくる感想を書きます。

 

この日のはっとりさん、どこかワイルドな雰囲気だなぁと感じた(インスタの写真確認したらちょっと髭はえてた!目視で気づけなかったのが悔やまれる)

大ちゃんの手さばき結構見れて満足。

よっちゃんはこの日も笑顔すてきだった。

賢也さんはこの日とても間近で見れたこともあって、魅了されまくりでした。

 

話変わりますが、ライブ前に世田谷区の下北沢〜新代田〜東松原あたりをぶらぶら散歩してきまして。この辺りは以前の私の生活圏だったのです。当時、正直楽しい思い出はほぼ無かった。行こうかどうか迷ったんですが、嫌だと思ったらすぐ立ち去ればいいし、つぎいつ東京に来れるかわからないので、行くことにしました。

下北沢、街を作りかえる工事が進んでいた。ピーコック(スーパーの名前)だけ分かった。新代田、当時住んでたときは怖くて入れなかったお店に今こそ行ってみたい!と思ったらお店無くなってた。通い慣れていたはずの道で迷った。東松原の商店街は面影があった。東松原公園近くのケーキ屋さん、親しみやすくて優しい雰囲気はそのままだった。焼菓子を買って公園で食べた。

なんで私ここに散歩しにきたのかなぁ、と考えた。かつての嫌な思い出に浸りたかったのかもしれない。当時のことを思い出して、自分の中の残りカスみたいな恨みの気持ちを燃やしたかったのかな、とか。でも実際来てみたらだいぶ街並みが変わっていて知らない街になっていて、拍子抜けした。

変わってくれていて良かったと思った。変わってないのは自分だけだったんだ、と自覚したらちょっと気が抜けた。自分の中の要らないものを握りしめてる必要はないな、これで心置きなく捨てられる。

散歩しながら、はっとりさんが過去のPMで言っていた「何度でもさよならしましょう」っていう言葉を思い出していた。当時は意味が飲み込めなくて「何度もさよならするってことは、何度でも出会い直せるってこと」と咀嚼して自分に落とし込んだ。けど今回の散歩ではっきり「あ、何度でもさよならしようってこういうことか」ってすごく腑に落ちた。

嫌な思い出や記憶は、いちど捨てたつもりでも思いもよらず蘇ってくることがある。そしたら何度もさよならすれば良い、さよならを言おうって思いました。完全に消し去ることは無理だとしても。

 

この日のライブで聴いたヤングアダルト、「世田谷ヤングルーザー」、特に沁みました。この日東京に来て本当によかった。

(この感想を言いたいがための長い前置きでした。)

 


④につづく