何かを見て受けた感動とか湧き上がったいろんな思いを相手に伝えたくて、私が何を思っているのかを目の前の人に説明したくて、言語化を試みる。
そうやって言葉にして形にすればするほど、むしろ形にならなくて手のあいだをぐにゃぐにゃすり抜けていくような、言語化できない思いがある。
言語化できないものの正体が何なのか、自分でもよく分からないから形にできないんだろう。言葉にならなくて、やっと声に出せたとしても「あー」とか「うー」とか、言葉ではない呻きとか叫びみたいな声。
言葉で説明できるものを誰かに話したり伝えたりすることは、私は良いことだと思う。それがコミュニケーションにつながるから。
それに言葉にすればするほどむしろ、相手に伝わらない正体不明のどろどろしたものの存在を自分の中にはっきり確認できるような気がするから。
なんか、音楽って、こういうどろどろしたものを表現できるのに向いてるのかな?って思った。
だから音楽きいてると、訳もわからず笑っちゃったりよく分からない涙がでてきたり、わー!!て叫びたい気持ちになるのかなぁ。
ぐちゃっとしたものをそのまま投げつけたらただの泥団子だけど、そこにいろんな音色があってリズムがあって声が乗って音楽になったら途端に素晴らしいものになるなぁって思いました。
さっきまで用事を片してて夜更かししてしまった。頭がぐるぐるしてきたので、せっかくだから(?)ブログに言葉にして乗せてみた。(文章へただけど)
眠くなってきたので寝ます。