サリーのほら穴

いちマカロッカーがひとりごとを綴るブログ

Zepp札幌2days終わった雑感⑦(ネタバレ有)

くるりのこと。

マカロックツアーvol.15のZepp札幌DAY2はくるりとのツーマンライブだった。私はくるりのライブ初体験。

 

くるり、良かったです…!!かっこよかった…泣

耳をつんざくような大音量とかそういう訳じゃないのに、あんなに身体全体を音に包まれてその中を漂っていられた感じ…ずっと身を任せていたくなった。

 

Superstarのギターのリフレインがすごく心地よかった。

Liberty&Gravityという曲はとても変な曲でくるくる展開が変わって楽しかった。(この曲の前に岸田さんが「まぁこれはシタールなんですけども…」ってお客さんに見せてた。)

最後の曲は東京。TV番組の関ジャムではっとりさんがこの曲を紹介していて、それからたまに思い出しては聴いていたのだけど、今回くるりとの対バンに行けることになってからより聴く回数が増えた。音源で聴いてて、まずイントロが好き…!!って思った。そして岸田さんの叫びのような、少しバランス崩れたような歌声の生々しさ。

今回実際にライブで聴いたら、そういう繊細な部分を感じるより前にこの曲自体に圧倒されてしまった。

 

マカロニメンバーはくるりのライブを2階で見ていたらしく、お客さんも気づいて2階の方向チラチラ見ていたけど、私はなぜかそっちの方を見たくなかった。笑「いまはくるりのライブなんだ!くるりに集中するんだ!」って謎の意地を張っていた。笑

 

だってもう、くるりの佇まいから目が離せなくて。メンバー登場してきて、派手な演出があるわけでもなく淡々と「くるりです。よろしくお願いします。」っていう自然な挨拶のあとの一発目の「琥珀色の街、上海蟹の朝」がカッコよくて…それからずっと、くるりの音の海に潜りっぱなし。

 

途中のMCでは、「はっとりくんという方と、雑誌で対談しまして。」「まぁ彼は相当緊張していて。僕もそれ見てたらものすごく緊張してきて。」みたいなお話と、「桜咲いてる?いつ咲くの?もう咲いた?」「(教えてくれて)ありがとう」みたいなお客さんとの軽いやり取りから曲に入る流れとか、この気負わない空気感になんか勝手に圧倒されてました。気合い入りすぎてないのにドシッとしてる。

 

その後のマカロニライブのMCで、はっとりさんが「くるり…よかったよね…(お客さん拍手)」「波のよう」「優しい気持ちになる」「魔法だよね。」と言っていた。

今見たライブの感想をここで共有できるの嬉しかった。同じ時間と空間共有する喜び。他のお客さんもウンウン、て頷いたりしてた。

 

札幌2日間続けてライブ行って、1日目は熱くて、2日目は暖かい感じがした。それはくるりの音楽があったからかなって思う。私はマカロニファンだけど、そもそも音楽が好きだから(たくさん知識がある訳ではないけど)あぁ、こんなに素晴らしい音楽聴けて、ライブ見れて、ここに来られて良かったなぁ楽しいなぁって感じてた。だから肩の力が程よく抜けて涙腺も緩んだのかもしれない。今思うと1日目の私は気負い過ぎて硬かったのかもなぁ。笑

 

対バンライブ楽しかったです!またやってほしい〜!

 

今回のZeppライブのことはひとまずこれにて。