2021年11月2日 マカロニえんぴつライブ
ZeppTokyo
マカロックツアーvol.12〜生き止まらないように走るんだゾ！篇〜
アンコールの「なんでもないよ、」の後のはっとりさんのMC
「満足です。ありがとうございました。(拍手)希望も絶望もひったくれもない。ただの道です。まやかしです。邪魔するものがいたらよけて下さい。いつか返ってきたとしても、そん時また、違う方向によけて進んで下さい。生きることはそんなに難しいことじゃない。生きていくうちに難しくなっていくもんだと思う。考え次第で、あなた次第で、きっと、大きく道は広がるし、いろんな人が手を貸してくれます。そんな気がしています。そんな想いを込めて最後に…、あなたの歌じゃないかな、これは。今夜だけお借りして歌っていいですか？最後です。今日は本当にありがとうございました。(拍手)ヤングアダルト。」
ヤングアダルトを「あなたの歌」と言って、それを「借りる」と言ったはっとりさん。
これは、この歌が自分達のところから独り立ちして、聴いてる人の元へ飛び立っていったってことかな。
聴いてる人それぞれひとりひとり、その人だけのヤングアダルトを借りて、それを歌って借りた人の元へ返す。
ただそのまま返すんじゃなくて、今のマカロニえんぴつを歌と演奏に乗せて「あなた」へ渡す。
往復書簡みたいだ、マカロニとマカロッカーの。想いの交換。
こういう宝物みたいな時間をくれる、こんなバンドに出会えて良かった。
追記
たぶん「希望も絶望もひったくれもない」って「へったくれもない」てことだと思うんですが、たしかに「ひったくれもない」って言ってたのでそのまま書き起こしました。
