私の大好きなバンド、マカロニえんぴつが主題歌『はしりがき』を歌っているのがきっかけで観に行ってきました。
『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』!!
(天カス学園ってネーミングすき)
いま、『はしりがき』をエンドレスリピートで聴きながらこれ書いてます。
本当に良い曲だな、はしりがき。映画を観る前にたくさん聴き込んだけど、映画を見終わったあとに聴くと染み込み方が違って聴こえる。
歌詞が映画とリンクしてるっていうか、歌詞がもう映画そのものだし、マカロニえんぴつもしんちゃん達と一緒に走ってるって意味がよく分かった。私も映画を観ながら心はしんちゃんと一緒に走ってた。
映画のクライマックスで各キャラクターが次々に「青春とは〇〇!」っていうシーンがあって、〇〇の言葉はそれぞれのキャラによって違うんだけど、個人的にグッときたのは阿月チシオちゃんの「青春とはコンプレックス」だった。「青春とはコンプレックス」って言いながらコンプレックスをぶち破って走ってる姿にウルっときちゃった。AIがチシオちゃんの心の傷をえぐるような邪魔をしてくるんだけど、そのAIごとチシオちゃんが自分の胸に抱き締めるんだよね。もう「うわぁ…」って言葉にならない言葉で胸いっぱいになった。
「青春とは〇〇」の答えは人それぞれ無限にあるから、それをAIが処理しきれなくて爆発しちゃうのも個人的胸熱シーンでした。
「青春とはミステリー。ミステリーの答えはひとつじゃない。」
まさにそう!!
あとね。
みさえが一週間分の思いを込めてしんちゃんを抱き締めるところ。何があってもしんちゃんのことを信じるひろしとみさえの愛にジーンときた。
改めてしんちゃんって主人公だなって思った。普段ぶりぶりばっかり言ってるけど、あの眼差しでしんちゃんは何を見つめているのか、ちょっとだけ分かったような気がする。あとしんちゃんの尻感覚の研ぎ澄まされ方が神の領域すぎて「すごい…」ってなった。笑。
あとボーちゃんの男前さに気づいた。
映画を見終わったあと、映画館を出たとき、風景が前とは少し違ってみえる感じが好き。
内容を噛みしめながら帰り道を歩いて、主題歌を聴きながら自分の気持ちを掘り下げてる時間って幸せだなーって感じる。
映画を観ると心が耕される感じってこういうことかな。
あー。マカロニえんぴつのライブ行って「はしりがき」生で聴きたいな。
映画観る前にライブで聴けてるんだけど、映画見終わった後にまた聴きたくなった。
そうやってまた何度でも新しく出会い直すんだ。
はっとりさんがいつか言っていた「お願いです。また何度でも出会ってください。」の言葉が頭にこだましてる。